ドンキがAKSと京楽を訴えたというニュースが先日報道された。
グッズの独占販売権が与えられていると主張しているが、AKBの公式サイトではグッズの販売ルートが4つ存在している。
・AKB48ショップ→全国のドンキ店舗にある
・DVD&CD通販サイト→株式会社AKSが管理
・AKB48 OFFICIAL SHOP(通販)→株式会社セブン&アイ・ネットメディアが管理
・AKB48 OFFICIAL CAFE&SHOPS→フィールズ株式会社が管理
1つ目は良いとして、3~4つ目はドンキの主張からすればアウトなはずだが今回は訴えられていない。
ひょっとすると帳合取引になっていて、それぞれドンキから仕入れていると言う形にしているのであればセーフだろう。(そうなっているは考えにくいが)
また、以前PSP等で発売されたゲームソフトもあったが、こちらも訴えられていない。
争点としては
・そもそも独占販売権の契約があったのか?
契約書があるなら裁判の中で出てくるはず。
・パチンコ機がグッズとして認定されるか?
パチンコ台は一般消費者向けではないものであり、世間一般で認知されているとグッズとは異なる。
グッズとして認められるならゲームソフトはどうなる?
・仮にグッズとして認められたとして50億という請求額は妥当か?
出荷台数がパチンコAKBは20万台、パチスロAKBが6万台だそうで、それぞれ1台当たり平均価格がパチンコで40万円、パチスロで50万円するそうです。
それから算出するとパチンコが800億円、パチスロが300億円の売上があったと思われます。
仮に帳合取引にして京楽からドンキを経由してパチンコ店に卸したことにし、ドンキが5%の利益を上乗せして販売したとすれば55億円。
ん~そもそも5%と言う率が妥当かどうかは置いといて、割と近い数字になったな…
ところで、読売新聞の記事では「AKB48の劇場として東京・秋葉原の店舗スペースを貸し与えるなど」とあるが、店舗スペースは無償ではなく相応の相場で貸しているに過ぎず、「貸し与える」とはまた随分と上から目線だな。
また、「2005年のデビュー時から物心両面で支援し」とあるが、チケ並びがあった頃は邪魔者扱いしかされていませんでしたが?よく警備員と喧嘩になってたよね。
それを「デビュー時から」とか「物心両面で支援」とかよく恥ずかしげもなく言えるよなぁ~「物心」の「心」は何を支援していたのでしょうか?(笑)
場所は狭いし、柱があって見づらいしで、今の場所に固執することはないと思うんだが。
1~2ヶ月劇場を休んでもいいので、移転することを考える時期なのかもしれない。