■舞台挨拶
有楽町に9時50分に到着。地図を見ながら向かうが軽く迷う。
地図がちょっと分かりにくい…まぁ何とか間に合いましたが。
1回目は2階席2列目から見ていたけど、映画を上から見下ろして見るのは違和感がある。
舞台挨拶は上映後。
並び順は下手側から山下監督→前田敦子→森山未來→高良健吾→マキタスポーツ→西村賢太(原作者)の順。
あっちゃんは話す時って司会者の方を見て話すことが多かったけど、今回はそんなこともなく客席の方を見て話していたな。
でも他の人が話しているときもずっと体が動いていて、落ち着きがないような子に見えるんだよな。
そこさえ直れば女優らしく見えるのに…あとはもう少し喋れると良いんだけどね。
舞台挨拶で面白かったのはマキタスポーツさんと司会者とのやりとりかな。
芸人なだけあって客席を笑わせるのが上手いよね。この人がいなかったらあんまり笑いって起きなかったんじゃないかな。
2回目は30分のインターバルでH列から。
舞台挨拶の感想を一言で言うと「みんな自由だね」っていうくらいゆるい。
新宿には行かず2回目の上映も見ていたけど途中寝ちゃったよね…
■映画の感想
一言で言うと…康子がかわいいですw
ボウリングのシーンの康子がもう…かわいくて仕方がなかった(笑)
あっちゃんの演技はと言うと、今までの中で一番自然だったかなと感じた。
「あしたの私のつくり方」の時に比べたら雲泥の差ですよ(笑)
ちゃんと成長しているんだなと感じました。
個人的には康子が部屋で本を探しているシーンが…ここは貫太の気持ちが分かるなぁ~(笑)
同じことしたくなるもんw
ちなみに原作は読んだことがありません。
R15+指定と言うことで、指定されるだけの描写があります。
のぞき部屋のシーンなんかは女性だと人によっては眉をひそめるかもしれない。
描写に好き嫌いが分かれるかもしれないけど良い映画だと思う。森山未來さんが良い味出してるよね。
舞台挨拶で監督が「最初は本物の19歳を探してた」と言っていたけど、本当に19歳なら飲酒や喫煙のシーンは無理だよねw
あと、サスケ(サントリー)の缶とか、缶がプルタブとか細かいなと思いながら見てました。
実際のサスケの缶は黒だと思ったけどね。
日下部正二(高良健吾)の彼女役は中村朝佳さん。
この人、太田プロだったんだ。
どこかで見たことあるような気がしたけど『栞と紙魚子の怪奇事件簿』の早苗役であっちゃんと共演してたのね(^^;)
今日までに7回観ました。色んな意味で良い映画でした。出てくる役者さんが皆、うまい方ばかりでしたよ。ただ、西村イメージとは違う青春映画だったかなと。色んなところで「実に自然な演技」と評価されていますが、その通りでした。まさに前田敦子「女優へのスタート」だったと思います。
私は最初のシーンで読んでいた「ガープの世界」、アパートのテーブル上の「ホテルニューハンプシャー(裏表紙)」そして志賀さんが渡す本が印象に残りました。小道具さんGJですね。特に最後の本は原作者の転機になったものではなかったかと思います。
今週も大阪では続映なので最後の1回を見に行きますよ。